2017年10月16日月曜日

2017春アニメ・夏アニメ総評

春アニメは自分の中で超不作だったので総括するのを忘れていました。
一方、秋アニメは良作ぞろいで楽しめました。
ということで、総括してみます。

2017春アニメ
【S 数年たっても自分的名作間違いなし。作り手に大いにリスペクトした作品】
なし
【A 没入したり思い切り笑ったりした。この年の名品】
なし
【B 最後まで楽しく見れた】
進撃の巨人 Season 2
笑ゥせぇるすまんNEW
【C 最後まで見て、感想は「普通」】
月がきれい
【D 最後まで「見てしまった」感】
正解するカド KADO: The Right Answer
【E 途中で辛くなってやめた】
サクラクエスト
Re:CREATORS(レクリエイターズ)
ID-0
【F 1話で無理と思った】
アリスと蔵六
ひなこのーと

完走4作…
夏コミ準備で忙しかったのもあるんですが…

進撃の巨人
進撃は1期よりクオリティが上がっていたのは良かったです。1期は良アレンジが神がかっていたのですが、世間では賛否あったのを意識してか、2期はかなり原作に忠実な作りになっていましたね。個人的には少し保守的になってしまって残念。ちょっと1期から間が空きすぎてビジネス的にはもったいない気がしました。あまり話題になっていなかったし。

笑ゥせぇるすまんNEW
笑ゥせぇるすまんNEWはダークホースでした。当時のノリを変わらず再現していて面白かったです。ブラック具合は少し控えめだったかな。

正解するカド KADO
この期は、良作よりも「正解するカド KADO: The Right Answer」がインパクトNo1でした。ホント時間を返してほしいw
話がおもしろいから、CGショボいなぁと思いながらも見ていたのに、あれはないよ。
突拍子なさ過ぎて、もう「はぁ?」しか出てこない。
意外性って、「思い返せば…あぁそうか」って振り返られないものは雑にしか映らないんですよね。あの話にああいうのは期待していなかったし、世界観が違いすぎて違和感しかない。「正解する」というテーマに対する答えも雑過ぎる。
展開に納得した人は楽しく見られたみたいで、そういう人は良かったです。否定するものではないです。でも私はダメ。「真面目にやれ!」って思いましたもの。

2017夏アニメ
【S 数年たっても自分的名作間違いなし。作り手に大いにリスペクトした作品】
メイドインアビス
【A 没入したり思い切り笑ったりした。この年の名品】
徒然チルドレン
NEW GAME!!
【B 最後まで楽しく見れた】
RWBY VOLUME 1-3 The Beginning
地獄少女 宵伽
賭ケグルイ
アホガール
【C 最後まで見て、感想は「普通」】
てーきゅう 9期
【D 最後まで「見てしまった」感】
なし
【E 途中で辛くなってやめた】
異世界食堂
ボールルームへようこそ
【F 1話で無理と思った】
ナイツ&マジック
恋と嘘
DIVE!!
プリンセス・プリンシパル
クリオネの灯り

夏アニメと違い、打って変わって良作揃い。
メイドインアビス
メイドインアビスはアニメ先行で原作を読んだ(でも、もったいなくてアニメのとこまでしか読んでない)くちですが、原作の魅力を最大限引き出して、なおアニメの良さを200%発揮した作品でした。
劇場版かなと思う凄まじい背景、原作の繊細なタッチを完璧にアニメ絵に昇華した作画、「来週はまだですか?」と思わせる絶妙の引き、何より凄まじい没入感を伴うストーリー、何もかもが完璧でした。ファンタジーはどちらかというとあまり好きではないジャンルなのですが、そんな私にも確かに世界が存在し、その世界を感じることができました。所々描写がグロいんですが、必要性のある描写で、変に隠したりしないギリギリのリアルを感じて良いです。進撃の巨人もそうですが、リアルなんですよ。最近の薄いライトなファンタジーは、人がポンポン死ぬしグロいのに、その割に反応もストーリーも軽く、「今そこで起きている感」がなさ過ぎて冷めるんですよね。
クリエイターの凄みを感じた素晴らしい作品でした。こういう作品を作る人がちゃんと評価されてほしいので、ブルーレイ予約しました。

徒然チルドレン
まぁ、万人におススメはしません。が私には激しく刺さりました。ラブコメ要素の強い群像劇って大好物なんですよね。エピソードが、一見ギャグよりのおふざけに見えますが、決して薄っぺらくなく、ちゃんとキャラの心情に入り込めます。実は1話は途中まで切ろうと思ってみていたのですが、最後の笹原さんにノックアウト。その後も高野さんにノックアウトされ、栗原さんにノックアウトされでキュンキュンしておりました。

NEW GAME!!
NEW GAME!!は1期より話が掘られていて面白かったです。でも不思議なもので、話が掘られいることが不評なところにもなっているんですね。頭空っぽにして見れるのが良かったのに、という意見も。あと、新キャラさん2人は、視聴者的には最後まで仲間になり切れていなかった感があったかも。ちょっと最初ツンツンし過ぎたかなぁ。
ところで、ねねちゃん何か素人扱いされていますが、ねねちゃんはC++でアクションゲームを完成させた訳で、ゲームエンジン全盛でコンピュータの中身を知らずにプログラムする人が増えている中、凄い戦力だと思うのですが。私もC++でゲーム作ろうとしたことがあったので、あれがどれだけ大変なことかちょっとだけ分かります。

【Bの作品】
RWBY VOLUME 1-3 The Beginningと地獄少女 宵伽はAに近い評価です。RWBYはアニメを見た後でYoutube版を見たのですが、アニメはかなりカットされていて、何か唐突に出てきた人たちや関係性が、Youtube版ではちゃんとあったのが、総集編の限界かなと感じました。今から見る人は吹き替えに抵抗が無いならば、Youtube版の方がおススメです。声優さんの演技は良かったけどね。
地獄少女 宵伽は、「ひぐらしのなく頃に」と同じころに流行ったホラーテイストの日本ファンタジーの新作6本と名作選6本という変わった構成でした。名作だという声をよく聞いていたので興味があったのですが、今回見て面白かったので、旧作も見てみようと思っています。

さて、秋アニメも始まりました。まだ1話すべて見ていませんが、割と印象良いものが多く、楽しくなりそうです。
特に、キノの旅、魔法使いの嫁、クジラの子らは砂上に歌うの3作品はこれからの展開がとても楽しみです。
ではでは。

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