2018年7月10日火曜日

2018年春アニメ総括

2018年春アニメを見終わったので、いつもの通り総括してみようと思います。
今回も候補を絞ってみたので、完走率は高かったと思います。

【S 自分の心が思い切り揺さぶられた作品。BD絶対買う(買った)】
なし
【A とっても良かったその年の名品。BD購入までは行かない、かな。】
1 シュタインズ・ゲート ゼロ
【B 最後まで楽しく見れた。満足。】
2 ウマ娘 プリティーダービー
3 銀河英雄伝説 Die Neue These
4 魔法少女サイト
5 宇宙戦艦ティラミス
6 ひそねとまそたん
7 キャプテン翼
8 若おかみは小学生!
9 ピアノの森
【C 最後まで見たけど、消化しただけ感。】
なし
【D 最後まで見たけど、切っても良かったかな…】
なし
【E 切った】
多田くんは恋をしない
こみっくがーるず
重神機パンドーラ
LOST SONG

雑感。
見るものイッパイで幸せ。どれも面白かった。
1 シュタインズ・ゲート ゼロ

シュタゲは自分が今のようにアニメをガッツリ見るようになったキッカケの作品で、もう好きすぎて続編見るのが怖かったです。正直、初代のアニメで完成されたと思っている部分もあって、劇場版も受け付けませんでした。
しかし、不安は杞憂でした。こんだけ新キャラ出しているのに後付け感がなく、シナリオも無理がない展開で、初代でハッキリと言及していない「想像にお任せ」部分を伏線としてキレイに回収していくのは見事です。初代からかなりの時間が経っているので、初めからこっちも考えていた訳ではないでしょうけど、そう感じさせる上手さがあります。
まだ完結していないので暫定評価としてAに入れましたけど、初代に負けない感動と盛り上がりが最後まで続けばBD買うと思います。
シュタゲは没入感すごいので、3・4話撮り溜めて一気に見る方が幸せですね。

2 ウマ娘 プリティーダービー

このキービジュアルに魅かれて見ることにしたウマ娘。競走馬の擬人化という割と色物感を感じる題材から、王道スポコンなシナリオ、P.A.WORKSらしい丁寧で表情豊かな作画、何より史実とフィクションのバランスが絶妙で、競馬ファンの夢が詰まった物語でした。
ウマ娘のファンに、実際のサイレンススズカやスペシャルウィークの物語をリンクさせて紹介した個人Blog、アニメウマ娘の視聴者に送る、サイレンススズカの史実も話題になりましたね。
史実を基にして擬人化&再構成するアニメもよく見かけますが、史実やその題材へのリスペクトが感じられない作品も多い中、この時代を駆け抜けた競走馬やレースの歴史への愛が感じられて、素敵な作品でした。
久しぶりに競馬場に行きたくなって、宝塚記念のシートの抽選に申し込んだんですが、外れて残念。

3 銀河英雄伝説 Die Neue These

SFの戦記モノなんですが、陣営のそれぞれの人間模様や意思決定のプロセスが丁寧に描かれ、群像劇のような仕上がりになっているのが特徴です。時代や設定は違うけど、味は「アルスラーン戦記」っぽいなぁと思ったら同じ原作者だったんですね。それも凄い有名な。にわか乙。
私は原作や旧シリーズを見ていないので普通に面白く見ていましたが、特に旧シリーズアニメのファンの評判が、原作や旧シリーズの「良さを潰している」と芳しくないようですね。
私も、「魔法少女まどか☆マギカ」はTVアニメ版で完成され、劇場版の改変に残念な気持ちになったので、まぁ気持ちは分からなくもないですが。

4 魔法少女サイト

今期のダークホースその1。
一歩間違うと超駄作になりそうなありきたりな設定やキャラクターなのに、設定の細部の詰めやシナリオが丁寧なので、話に入り込めました。
思ったより風呂敷が広がって所謂「俺たちの戦いはこれからだ」エンドになりましたが、2期にも期待したいと思います。ちゃんと畳んでくださいね。
フリーザ様の唄はスナックのカラオケみたいで逆の意味で面白いw
あとエイベックスのセンスなのか分かりませんが、エンディングを初めとする実写のノリが寒くて、せっかく没入しているのを引き戻されるので、次は実写止めてほしいなあ。

5 宇宙戦艦ティラミス

今期のダークホースその2。
SFの世界観やノリのままでボケるシュール系ギャグアニメってとこでしょうか。
すげー下らないんだけど、笑ってしまう。まさに、「くそ、こんなので」
シュール系のギャグが好きなら楽しいと思います。

6 ひそねとまそたん

岡田麿里さんっぽさを凄い感じた作品でした。
作画や動かし方に個性があり、オリジナル作品、それも自衛隊を題材としながらファンタジーにするなど、金太郎飴的なテンプレアニメも多い中、「よそと同じようなモノでは意味がない」という意思が見える作品でした。
正直、3話ぐらいまでは単調に感じて飽きてきたのですが、チームが揃ってから一気に面白くなってきて、そこからは楽しく見ることができました。
岡田麿里さんの作品は、起承転結がしっかりしていて安心して見ることができる反面、良くも悪くも、終盤になっても大げさにドラマチックに盛り上がらない側面もあるのですが、これもそんな感じがしたのが少し惜しかったかな。

7 キャプテン翼

ワールドカップにあやかってでしょうか、懐かしい、キャプテン翼が初めから再アニメ化されました。基本的に舞台設定だけ現在ですが、エピソードは原作に忠実です。作画も丁寧だし、今見ても古臭さを感じないのは凄いです。
すごいテンポがゆっくりで、12話でようやく全国大会ですが、これ、何クールやるんですかね。長期にやるなら良い子が見やすいニチアサとかにすれば良かったのに。

8 若おかみは小学生!

原作は児童文学だそうで、大きな子どもたちwが好きな日常系アニメとかとはまた違った素直な気持ちで見ることができる作品でした。さすがベストセラーになっているだけあって、児童文学らしく荒っぽい展開はなくてもストーリーの腰はしっかりしており、キャラを愛でるだけの作品ではありません。あと、ナレーションの能登麻美子さんが超癒されます。
最近、劇場版のトレーラーが出ましたが、絵が全然違いますね。TVアニメとは独立したプロジェクトなんですかね。

9 ピアノの森
音楽を趣味にしている者にとって、音楽がテーマの作品はやっぱり見ていて楽しいです。一時期漫画が大分話題になっていたこともあり、話はさすがと言える内容です。
しかし、しかしですね、ちょっと作画が酷い…
話が良いから気にならないけど → 作画が気になって話に集中できない
になってきてしまったので、評価は厳しめです。作画が良ければAだったけどなあ。
正直スタジオ変えてほしい。ガイナックススタジオさん、(今は資本関係が無いとはいえ)名門ガイナックスの血筋なんだからもうちょっとプロの仕事してよ。

さて、2018年夏アニメも始まりました。夏アニメも良作が多そうで楽しみです。
特に期待しているのは、
はねバド!
オーバーロードIII
天狼 Sirius the Jaeger
ハイスコアガール
ハッピーシュガーライフ
進撃の巨人 Season 3
といったところでしょうか。

ハイスコアガール、良かったねぇ。
ホラー作風だったころから押切氏のファンだったので嬉しいです。
ミスミソウ、実写も良いけどアニメ化しないかなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿